職業は旅人

旅が好きという単純な理由。

マスクにさよなら

マスクにさよならを・・・

 

という見出しで書かれていたのは、

地元の経営コンサルティング会社で

かなり昔に講演会やセミナーを受けた時から

送られてくる機関誌の創業者の一言だった。

 

私がお会いした頃は社長で、女性の社会進出、

しかも地方都市で推進していた女性だった。

 

「さすが!」と

申し訳ないが、いつもはちゃんと見ないで、

捨ててしまうのに、透明な封筒を開けてみた。

 

次に見たのが、外部講師による定例のセミナーの案内。

オンラインらしいが、□で囲まれた注意書きのような

ところに、

「ZOOMによる双方向の参加型のオンラインセミナーです。

質疑応答や実践をしていただくこともありますので、

Webカメラ・😷のご準備をお願いいたします」

とある。

 

ネット越しに😷かよ、とツッコミをいれたくなったが、

ビジネスマナー講座で4月から入社の新人向けで、

「😷で顔が隠れている今こそ、言葉や動作のマナーの基本を身につける事が重要です。」と言う。

 

なるほど・・・

良心的に見れば、入社当初から😷で接客を続ければ、

隠れたところがなおざりになってしまい、

笑顔で応対しているつもりが、まったく口が動かないで

いるということを懸念しているだろう。

 

それはともかく、ふと、赤ちゃん連れの散歩の時

😷をしている親のことを思い出した。

まったく同じ事が起こっているのだろうなと思う。

これのほうが深刻だろうに、自分の気分の方が

重要なのだろうか。

それとも、私は去年の今頃にタイムスリップしてるのだろうか。

 

 

冊子をめくると、創業者の記事があった。

「2021年、新型コロナウイルスが地球病となる

”共有するノウハウ”「ワクチン接種がカギ”」

というタイトルだ。

 

昨年来のニュース記事の内容のようなことが書かれ、

100年前のスペイン風邪の様子が書かれ、

新型コロナウイルスの収束を願う希望のワクチン」

と来たもんだ。

 

😷にさようなら=希望のワクチン かい。。。

 

最後に、

「大丈夫、人間の叡智は必ずどんな災危も克服するはず」

と締めくくっている。

 

 

顧客の大半は、地方の中小企業や個人経営者であろう。

相当な修羅場を経験し、この状況下で苦心されてるのは

想像できる。

だからこそ、コロナ騒ぎやワクチンについての考察は

もっとすべきではないのか、残念でしかたない。

 

この冊子内の記事は本当にこの方が書いたのだろうか。

会社の副会長が現在の肩書のようだけど。。。

女性のためのビジネススクール長の肩書も変わらない。

 

 

会社の副会長として、

「ワクチンを経済正常化の原動力」とし、

スクール長として、

「😷にさようなら」

なのか。

 

 

この2つがどういう意志から来ているのか

本気で、「😷にさようなら=希望のワクチン」なのか、

これは読み手におまかせなのかもしれない。

 

 

😷にさようなら

あなたの笑顔が、人々の笑顔の挨拶が

そこ、ここに見られるでしょう。

 

と、スクール長としての一言だけが

本音だと私は受け取った。

 

 

この会社の地元で山火事あったしね・・・

 

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